とある会社の勉強会

とある会社で勉強会を開催し、その奮闘記を徒然なるままに綴っていきます。

第14回

というわけで、第14回の司会を務めたF田です。

 

今回のテーマは「グループで開発する時に心がけたいこと」ということで、コーディング規約についてです。

 

仕事で色々なプログラムソースを見るのですが、正直「まぁ、なんてきれいで読みやすくて分かりやすくて、素敵なソースなのでしょう!!」という気持ちになったことはほとんどありません。プログラムはその性質上、「正解」は一つではないので、どうしても個人差が生じます。ロジック上の問題は、その人その人のセンスや知識量によってしまうので、仕方ない部分もありますが、せめて、レイアウトはきれいとか、命名規則は統一されているとか、そういう部分は、ちょっとした意識の持ちようで、大きく改善できると思うのです。

 

というわけで、「人にやさしいソースを書こう!」ということが一番言いたいことなのです。

 

今回の勉強会では、その辺を熱く語ってみました。が!発表自体はたったの30分で終了!!おぉ、まさかの展開です。

まぁ、「過去の自分のソースのコーディング規約の紹介」と「業務で目にするソースの現状」だけでは、それも当然ですよね。そこから一歩踏み込んで「じゃぁ、どんなソースが理想的か、考えてみましょう」という資料を作成すべきでした。うむむ・・・

 

そんな訳で、「完全に沈黙」となってしまったF田ですが・・・参加者の皆様の温かいご支援のおかげで、その後、色々な話題で盛り上がることに成功しました!感謝です。

 

まず、Bossのお勧め本のご紹介。「リーダブルコード(ダスティン・ボズウェル著)」。まさに「美しいソース」を書き方が紹介されているそうです。表紙が音符の書かれた五線譜というのが、何とも芸術的です。その一部をスライドショー形式で紹介しているページを見ながら、「なるほどねぇ」と思いました。

 

それと、ソースのバージョン管理について話題になりました。

グループで開発する際には「ソースファイル管理」は重要です。業務では「Team Foundation Server」を使用していますが、他には?ということで「Git」が紹介されました。もともとはLinuxのソース管理として開発されたものだそうです。こうしたツールを利用してソース管理を行えば、編集ファイルの間違った上書きも起こりませんし、修正前後のソースの比較も出来るので不要な処理をコメントアウトして残しておく必要もなくて、大変便利です。

 

毎度、色々学ぶことの多い当勉強会。いつもは、司会者の方が色々情報を提供してくださるのですが、今回は、逆に皆さんから色々教えて頂いたことを司会者が学ぶという、逆転現象が発生しました!個人的には、また新しいことが学べて、ラッキーでしたが・・・

 

途中、F田が10年前に作成したゲームプログラムを動かしてみたりもしながら、今回の勉強会も終了。お疲れ様でした。